プロが手がけた相棒たち

先日、原宿のリペアプロショップ「松下工房」さんの「Premium Used Guitars」で販売されているベースを購入しました。

1989年 Fender Precision Bass ’57model


ギターは新品、中古を含め、昔からちょくちょく買っていたのですが、ベースを買ったのは生まれて初めてです。

このベースは1989年製で、製造後28年のものを松下工房さんでレストアされています。28年経ったベースをレストアし、2年保証をつけて販売するというプロ意識には、ほんと脱帽です。
私も過去にオークションなどで古いギターを買って、綺麗に磨いて楽しんでいた時期がありましたが、技術が追いつかずレストアまでには至らず、電装系の交換程度しかしたことがありません。
初めて松下工房さんに中古で買ったアコギを調整して貰いに伺った時、レストアされて壁に飾ってあった黒のストラトと、このプレベを見て「やはりプロが手をかけた楽器は違うな」と思いました。

プロの職人の手で仕上げられ、新品では味わえない特別なオーラを纏うアイテムを見つけてしまうと、所有欲は増える一方で収まるはずもなく・・・結局1993~1994年製の黒のストラトと、1989年製のプレベを購入させていただきました。

私はベースは弾けませんが、ベースという楽器は純粋に楽しいです。コードのルート音だけを鳴らしているだけでも時間を忘れてしまいます。
そして、ベースには色々な種類があるのですが、私が一番トキメいたベーシストがアイアンメイデンのステーヴ・ハリスなので、もし買うならプレベかな~とずっと思っていました。


今はまだ指弾きではこの速さに全くついていけません。
パワフルなスラップばりの2フィンガーを弾けるよう練習あるのみ!
これから作る音源にこのベースの音を入れられるよう頑張ります。

DIY:ベース編


エレキベースとしての音に関しては、最初からとても良い音が出ており、長い年月を経た今の音を楽しむのもいいなーとも思い手を入れるべきか葛藤しましたが、プレベの甘くて太い低音をもっと楽しみたいという欲が勝り、電装系の見直しをすることにしました。
用意した電装系部品は、ピックアップに60年代のサウンドを狙ったSEYMOUR DUNCAN / ANTIQUITY II P-BASS、電装系はMontreuxのMontreux PB wiring kitです。

今回のDIYで一番いい仕事をしてくれたのは、ハンダゴテです。このHAKOのFX600というのはとっても使いやすくていい仕事してくれます☆

音出ししてみると・・・一音一音のキレと低音の迫力が上がり元気な音が出るようになり、より気持ちよく弾けるようになりました♪
今回は、ピックガードをそのまま使いたかったので、元の電装系とピックアップは、あとで元に戻せるよう慎重に取り外して保管しています。

 

1993~94年 Fender Stratocaster ’57model


最初に松下工房さんで購入させて頂いたのはこちらのギターです。

こちらも1993~1994年製で、製造後23~24年経ったストラトをレストアされています。ベースと同じく2年保証をつけての販売です。
私は元々、ハードロックが好きで、ブランクもあるので、今かろうじて覚えているのは全部ハードロックの曲ばかりです。ハードロックと言えば、ピックアップにはパワーのあるハムバッキングタイプが多いので、このストラトのようにシングルコイルが3つついているギターを購入したのもこれが初めてです。
ピックアップも・・・ですが、それよりも今まで持っていたギターと異なるのは指板のRです。このタイプのギターはロックなどを弾く時にコードを弾きやすいように指板がかまぼこのように丸くなっています。逆にハードロックでよく使われているギター(レスポールとかもそうですが)は指板はほぼフラットです。
これは私の今までのスタイルとは全く違うもので最初はかなり違和感を感じましたが、今はすっかり慣れました。

シングルコイルのストラトを使うミュージシャンと言えば、大御所のジェフ・ベックとか、エリック・クラプトンですか。


ストラトと言えば、リッチー・ブラックモアとかイングヴェイ・マルムスティーンも代表的で、過去にはレプリカモデルも買いましたが、ネックがスキャロップドされてたり、パワーのあるピックアップが乗っていたりするので今回のストラトとはちょっと毛色が違うかな。

 

DIY:ギター編


ストラトの方は、残念ながら経年劣化からと思われるノイズが大きかったので、ひきこもり宅録プレイヤーとしてはこのノイズは死活問題ですので対策してみました。
ストラト自体がノイズの事なんてそんなに考えて作られたギターではないので、ストラト本来のノイズは味として、ピックアップと電装系を見直しました。
今回選んだのは、松下工房さんがレストアされた際に作成されたピックガード、ピックアップ、ポッドは貴重なのでそのまま温存できるよう、ユーズド加工されたピックガードにピックアップと電装系パーツが組み込まれている
Montreux 1956 Panel Assemblyというアッセンブリタイプのものに交換しました。
ピックアップは、1956 The 50’s というオリジナル品で、「初期のエリック・クラプトンが聞かせてくれた枯れたシングルコイルのイメージを、U.S.A. madeのフォームヴァー・ワイヤーで再現してみました。」というコンセプトで作られたもののようです。
(初期のクラプトンというのが、どの辺りのものを指されているのかが不明ですが、個人的にはとても気に入ってます)
左がオリジナル、右が1956 Panel Assemblyです。

ピックガード、ピックアップカバー、コントロールノブたちはエイジド加工がされています。

これまで色々なギターを買っては売り・・・となかなか相性の合うものには出会えませんでしたが、松下工房さんで見つけた2本と、渋谷で見つけたエレガットは「やっと出逢えたお気に入り」たちです。ずっと、大切に使っていきたいと思います。

written by ふぉろんアバター