RyzenでDaw用PC組みました

未だにDawは全然使いこなせていませんがTwitterのTLに流れるブラックフライディのセール情報に釣られ今年はいくつか買ってしまいました😅新しいものを追加した時はモチベーションも維持できるのですが一旦途切れるとせっかく覚えたこともすぐに忘れてしまうので、途切れさせる事なくコツコツとやっていきたいと思います🎵まずはブログから💬

Daw環境リニューアル

今まではWindows7時代(6年程前)に組んだIvy Bridge 世代のCore i7 3770kベースのデスクトップをDaw用に使っていました。4コア8スレッド、動作周波数は3.50 GHz/ブースト時3.90 GHzのCPUを中心としたシステム自体はスペック的にDawのソフトウェアを動かす事に支障はありませんでしたが、Windowsのアップデートを繰り返すうちにネットワーク関連が不安定となり、リモート作業が主体の本業で使用することが難しくなってきた為、Windows10のパッケージ版を購入してあらためて再インストール(Windows7からWindows10への無償アップデートからの離脱)を計画していましたが、黒金セール前にストレージの拡張なども検討した結果、新しく組み直すことにしました💻

パソコンの自作はPentium4時代から始め、なんだかんだで毎年パソコンを組んでいるのでWindowsパソコンの自作歴は19年ほどになります。

色々と検討した結果、以下のような構成で組みました。

予算はOS込みで20万程度に抑えています。

スペック
CPU AMD Ryzen 7 3700X (BOX)
マザーボード GigaByte X570 AORUS ELITE
メモリ Kingston HX432C16PB3K2/16
DDR4-3200 (PC4-25600)
(合計32GB)
ケース ANTEC P110 silent
CPUクーラー SCYTHE 虎徹 Mark II
電源 CORSAIR RM650x
グラフィックボード Palit Microsystems GeForce GTX 1070 Ti JetStream
M2スロット1
(C:OS)
Crucial CT1000P1SSD8JP
(M.2 Type 2280SS SSD 1TB)
SATA-1
(D:Project)
Transcend TS1TSSD230S (2.5inch SSD 1TB)
M2スロット2
(E:Library1)
Crucial CT1000P1SSD8JP
(M.2 Type 2280SS SSD 1TB)
SATA-2
(G:Library2)
Samsung 860QVO SSD (2.5inch SSD 1TB)
SATA-3
(F:DataStore)
WD HDD Blue (3.5inch HDD 4TB)

中身はこんな感じです。ATXマザーが乗っているとは思えないほど広々です。配線も表にほぼ出ない作りになっています。2.5inch SSDや3.5inch HDDもシャドーベィの中にあるので裏側からしか見えません。(=変な風切り音も発生しません)
CPUの冷却には空冷式では定番のCPUクーラー「虎徹 Mark II」を使用しました。他のパソコンには240mmラジエーターの簡易水冷を使用していますが、やはり出来合いの水冷システムではファンの回転数が上がりがちになるため、それなりに音が出ます。パソコンの近くでマイクを立てる宅録環境の場合、Dawを動かすパソコンには風切り音なども考慮された静音タイプの大型クーラーを使用した空冷式が向いていると思います。

ANTECのこのケース。価格は8,300円でお安めでしたが作りは良く、パネルにも遮音材が入っていてかなり静かです。ほぼ無音の環境が作れたのでちょっと感動しました。

8コア16スレッドのRyzen7

CPUはAMDのRyzen 7 3700Xを選びました。
同じ8コア16スレッドの先代(Ryzen 7 2700X)と比較すると基本的なスペックはそのまま継承しつつ、消費電力や発熱量の目安となるTDPが105W → 65Wに減っているため、Daw環境を構築する際の静音化に貢献してくれます。同じコア数のCPUをIntelで組む場合はCore i9-9900シリーズを選択することになります。こちらはDaw用パソコンとしては安牌だと思いますし、将来的にThunderBoltに移行する事も考えるなら少しお高くなってもIntelのCPUとチップセットで組む事をお勧めします。今回は予算をOS込みで20万円以下に設定していますが、今ならCore i9-9900(世代的には9900k)もギリギリ狙えるかも知れません。(周辺機器を含め日々安くなってきているので年末辺りで買い時を見計らえば・・・)

ただ、コストだけを追うならWindowsのDaw用パソコンはもっと安くも組めますし、逆に少し乗せたらThunderBolt接続にもチャレンジできるDaw用パソコンも組めます(ただしMacではメジャーですがWindowsの世界でThunderBoltはマイナーですので、オーディオインターフェースメーカーのドライバーがどこまできっちり対応していて、安定して動くか・・・次第かな~と思いますが)また、SSDもGen.3の数倍速いPCI-E Gen.4 x 4(NVMe 1.3)も選択できます。

いずれにしても、既製品のWindowsパソコンはやたら高いです。たぶん今回私が組んだスペックと同じ仕様にしたら40万コース?最近は記憶媒体にSSDを使用するのが主流になってきていますが、最近の安いSSDは当然寿命も短いので、できるだけ安く組んでおいて、むしろNASなどのストレージにお金をかけて、安全にバックアップを取っておくのが良いかな・・・と個人的に思います。

DDR4-3200のメモリも普通に動きますよ。

上のような構成で、Cubase Pro 10/10.5、WaveLab、Komplete 12 Ultimate、Waves Platinum、VEGAS Pro 17、イラレ、写真編集ソフト等クリエート関連のソフトもろもろをインストールしていくとこんな感じになります。サンプリング音源のライブラリたちはEドライブ(M.2 SSD 1TB)にインストールしました。

※真っ赤なKomplete(H)はKompleteインストール用のパッケージSSDです。

速度比較

M.2 2280 SSD(NVMe/PCIe Gen3×4)

アプリケーション本体やVSTプラグイン本体を置いているCドライブと、ライブラリを置いているEドライブの速度です。

最近お安く出ているQLC-NAND型のSSDは読み込み速度は高速のままですが書き込み速度は使用量に応じて落ちていくようです。

また、ユーティリティで温度情報などが取得できますが、マザーボードの上側のM.2スロットには大抵ヒートシンクが付いていますが下側のスロットには付いていない事が多いです。私はヒートシンクのみ付けていますが、上のベンチ後の温度は、下段57℃、上段40℃と、下段の方が17℃ほど高いので、これも速度低下の一因になっているかも知れません。(ユーティリティで上に表示されているのが、マザーボード下段に付けたSSDです)

SATAⅢ 6Gb/s 2.5inch SSD

プロジェクトを置いているDドライブと、予備のライブラリ用のGドライブの速度です。読み込み速度はM.2 SSDの1/3程度になりますので、ライブラリなど、読み込みが多いデータは、M.2 SSDに置いた方が良さそうです。プロジェクトのように読み書きが多いものは、上の通りM.2 SSDはある時点から書き込み速度が著しく低下するので2.5inchのSSDでも良いのかな・・・と思いました。

Serial ATA(6Gb/s) 64MB/5,400rpm HDD

ダウンロードやバックアップ用に使用しているハードディスク Fドライブの速度です。まぁ、めちゃくちゃ遅いです。

 

Dawでお試ししてみました。

Cubase Pro 10.5で、Kontact音源を複数入れて、MODO DRUM、MODO BASS等々を入れて、ループさせながらClarett4PreのBuffer Sizeを変えたりASIO-GuardをON:OFFしたりと無茶してみましたが落ちたり固まったりすることも無く、スムーズに動いてます🎵

Sample Rate:44100/Buffer Size:64/ASIO-Guard:ON

Sample Rate:44100/Buffer Size:64/ASIO-Guard:OFF

Sample Rate:44100/Buffer Size:128/ASIO-Guard:ON

Sample Rate:44100/Buffer Size:128/ASIO-Guard:OFF

最後に

Dawに弱いと言われてきたRyzenですが、果たしてこの世代で巻き返せるのか!?

うっかりIntel40周年記念に乗ってCore i7 8086kでもう一台のパソコンを組んでしまった私は、Ryzen7で色々ためしてみたいと思います。Ryzen環境でのDaw環境構築で問題が起きた場合の解決方法や、新しい発見があった場合はTwitterにも上げていきますが、最終的にはこちらに纏め残していきたいと思います。

また、Daw用のパソコンを組み立ててみたい!という方がおられましたら、Twitterなどでお気軽にお声がけくださいませ。