真空管ぽーたぶる

東京に来て一番良かったと思えることは、素敵なミュージシャンの方々を知ることができたことです🎻

本当はライブに伺い応援させていただきたいところですが、仕事柄、昼夜を問わず突発的な電話応対やリモート作業を求められることが多く、お誘いいただいてもなかなかお伺いする機会を作ることが出来ておりません🙇
そのかわり自宅で仕事ができる機会は多いので、素敵なミュージシャンの奏でる良いオトに浸って作業したい!とあれやこれやと揃え、作業中や移動中にじっくり聴かせて頂いています。
もちろん高いオーディオシステムを組むゆとりは無いのでこぢんまりですが…😅

空管ヘッドフォンアンプ

私の父は機械好きの技術屋で、私の小学生時代の夏休みの工作は、名古屋は大須アメ横へ電子部品を買いに行く所から始まり、得体の知れないピカピカ光る作品を提出してきました。

もちろん私は、見てただけ。です😔

そんな父と仕事として一緒にやりたいと思っていましたが、結局は出来ず今に至るものがあります。

それは真空管アンプの設計と製造です。

父は高校時代、近所のJazz喫茶の真空管アンプの制作とメンテナンスを請けて学費を作っていたそうです。
(当時の愛車はハンドシフトの陸王という世代の父です)
私には回路設計のスキルはありませんが、工作が大好きで、家業の冷凍機屋よりオーディオ機器に興味があったので、何度か一緒にやらない?と聞いてみましたが、「今からあの奥深さに戻るのは無理だ」と断られ、実現には至りませんでした。

そして長い年月が経ち、自立した後は都会のマンション暮らしとなり、真空管アンプでスピーカーをドライブするよりヘッドフォンやイヤホンで良い音を…という沼にハマりました。

2012年頃のお出かけ装備はコチラ😅

この当時はまだポータブルの真空管アンプはかなり高くてなかなか手が出ませんでした。これはシンプルに国内で買えた頃の写真ですがiPhoneからDAC→アンプ→イヤホンと繋ぎ、常にDACとアンプが鞄の中で熱くなってました。

この装備、時々iPhoneとHP-P1のリンクが切れてiPhoneのスピーカーからフルボリュームで電車中に流れるという罠があり、当時みかくまから歌いたい!と言われていた曲を知るためにリピートしていた曲が電車の中で盛大に流れたこともしばしば😥かなり恥ずかしかった記憶が…

蓮の月 / 柴田淳
うた:みかくま(Audix OM6)
おと:ふぉろん(GarageBand)

この頃は、マイク → TASCAM iXZ → iPhone4sに録って送ってもらったアカペラをmidi音源にミックスしています。(その前はiPhoneのマイク使っていたのでかなり進歩していますw)

 

そして月日は流れ、2018年、ヤフオクで偶然見つけました!

お弁当箱ポタアンOLDTIME

これぞまさに私が父と一緒に作りたかったものです!
この時は落札できませんでしたが、開発者がPROCOMさまと知り、サイトとTwitterを発見し、遂に手に入れることができました!

OLD TIMEは以下のような特徴の真空管ポータブルアンプです。

OLD TIMEは、真空管+FET+オペアンプによる3要素型ハイブリッド構成の真空管ポータブルアンプです。
電源を2電源化することでオペアンプ出力の電解コンデンサを無くし低インピーダンスイヤホン使用時でも低域周波数特性の劣化を無くしました。真空管のほのかな味わいの後に、FETソースフォロワを通して低インピーダンス化した信号をパラレルオペアンプに供給します。また1980年製のオイルコンとMKT1813 ヴィンテージ・ポリエステル・フィルムコンデンサを組み合わせることでキットの範囲を超えた力強い音質でありながら’手放せない音’を充分に引き出した3要素ハイブリッドアンプとしました。

こだわりのある部品を使い「手放せないよい音」を楽しめるポータブルアンプ。です。

届いたものはお弁当箱?に収まりきらず中身が溢れ出た「本気すぎるキット」でした😳

そもそも1mmのコテ先を使うはんだ付けというのをしたことが無かったので、まずは練習用のLED基盤を買って、ルーペを使い、ひたすら練習しました。
実際は練習用基板で使ったチップ抵抗より、キットのチップ抵抗の方が遥かに小さい(ノミレベル)であまり練習にはなりませんでしたが・・・

悪戦苦闘の末、なんとか完成しました。はんだごてを2台使い、一台はチップ抵抗用のこて先(1mm)もう一台はちょっと太めのこて先のを用意するとヨチヨチながらもスムーズに作業を進めることができました。かなりの部品数ですが、丁寧なマニュアルのお陰で迷うことなく作業できました!ノイズも無く、真空管を軽く弾くと風鈴の音色のようなマイクロフォニック雑音が聴こえたときは感動しました!(達成感)

 

真空管とオペアンプを取り付けて、お気に入りのベーシスト小倉諭史さんがハジけるSTAR BELL PLUSのアルバムBLUEから「L-O-S」を🎧かっこいいわぁ💯

このアンプは簡単に真空管の入れ替えができるので、曲に合わせてどれが合うかな~と楽しんでいます。みかくまに何か歌わせたい・・・と、女性ボーカルのJazzやボサノヴァを積極的に聴くことが多い私のお気に入りは、真空管に右端の6286RT ( RADIO TECHNIQUE) ブラックプレート、オペアンプは女神MUSES03(OLDTIMEに載せられる変換基盤つきのPROCOMさま制作品)です♪

そしてお弁当箱アンプには、Nutubeというコルグの電子真空管を実装するオプションもあります。そちらはまだ作っていませんが、どんな音が聴けるか楽しみです♪ NutubeはVoxのギターアンプMV50シリーズに搭載されている電子真空管です。

本当はそのオプションも作られているはずなのですが、、、より難易度が高い続編に手を出してしまったので、お弁当箱アンプの工作は、一旦ここで止まっています🙇

OLDTIME USB DUAL OPAMP

これです!ポータブルな究極系!カッコいい🌟

制作はやはりお弁当箱キットより難しかったですが、組み立てながら色々勉強させていただきました。そしてこの二台を制作することでポータブル真空管アンプのスタートラインに辿り着くことができたので、これから色々と勉強して覚えていきたいと思います。

※こちらは出張先からの運送中に私のつたないハンダ不備でノイズが出るようになってしまいましたが、PROCOMさまに依頼したら瞬殺で修理していただけました。流石です。その節はありがとうございました🙇

こちらはオペアンプにLME49720HA (メタルカン)もTHS4631 Dualも使える仕様らしいです!

・名付けて、マイコンシーケンシャルミュート

 マイコンによる各回路の電源投入タイミングを制御することで音質の低下することなく電源オン時のポップ音を大幅に抑えました。電池の電圧が3.0Vからアラーム開始、2.7Vで音声ミュート、2.4Vで電池の保護回路によるシャットダウンが行われます。

・LME49720、LME49860の動作OK

 空き缶オールドタイムでは使用困難なとても気難しいLME49720、LME49860の動作確認済み

・左右電源分離

 オペアンプの±電源回路を左右独立し電圧変動を抑えることで出力の大幅な安定と左右の音の分離を確保しました。

・三つ網ウエスターンケーブルの採用

 三つ網ウエスターンケーブルを採用することで基板信号ラインによる音の劣化を避けました。このケーブルはみなさんに編んでいただきます。

・USB充電方式の採用

 保護回路付き18650リチュームイオン電池を採用することで長時間の演奏が出来るようになりました。容量3400(mAh)、真空管ヒーター電流100mAの1AD4で8時間程度

(私はまだまだ勉強不足で知識がありませんので、詳しくお知りになりたい方はPROCOMさまにお問い合わせください😅)

ソニーの新しいモニターヘッドフォンは、音場が狭く、リスニング向けとは言えませんが、解像度が高く(リッチな?)低音で音探しはとっても楽しいです。

ヘッドフォンだけでなく、アンプ通さないと鳴らしにくいイヤホンとかにもいい感じです!ケースを黒に変更したのでボリュームノブも黒のMONTREUX Black Alumite knob Smallに交換しています♪

OLDTIME USB DUAL OPAMPの方は真空管に 5676 TELEFUNKEN(1957~1958年)、オペアンプは(THS4631のDual版も試しましたが)今はLME49720HA(メタルカン)の組み合わせがお気にいりです♪

巧みに作られている音楽を聴いたら違いがわかります。

🎧GyponCopain  Otomosuru2 Solashima”🎵

最後に

深夜食堂の寄り合いで行ったモニター視聴会のひとコマ。マニアとまではいきませんが、あーでもないこーでもないと語りつつ

真剣に聴かせていただいております🎵

ライブにはなかなか伺えておりませんが、毎日音源を聴かせていただいております。これからも素敵なオトを生みだしてください🌟

またSNSを通じて素敵なオトに出逢えることを楽しみにしております🎶