こむぎ生活(東京)

2019年12月22日

重なっていた病

回の子宮蓄膿症状の手術の時に、乳がんが見つかっていました。

術後体力が戻ったら乳がんの手術の予定だったので、9月上旬に術前検査の採血をしました。腎臓の値が悪かったようで利尿剤を1週間ほど服薬してから手術のために動物病院を受診すると‥。

肺に水がたまっている。がんも転移しているから手術不可と告げられ、肺の水を抜く処置をするが、余命1、2ヶ月と診断されてしまいました。今後は好きな物を食べて好きな事をして過ごせるように‥.肺に水が溜まって苦しいようなら安楽死も考えておいた方が良い‥.ということでした。

電話でその話を聞き、とても驚きました。
まだ12歳なのに‥😢余命1、2ヶ月なんてあまりにも急で😢😢

調べると犬の乳がんからの肺転移やがんの進行が早いことは少なくない、との事でした。
犬の平均寿命は12〜13歳まで延びているそうです。こむぎは14、5歳まで生きてくれるだろうとか勝手に気楽に考えていたのですが(何の根拠もなく)
避妊手術をしていない子は乳がんになる確率が高い、との事で無知な飼い主で本当に申し訳ないと思いました😢

今後の生活

舎の生活は約2年半。慣れて皆さんにとても可愛がってもらい、綺麗な空気の自然の中で自由に過ごさせてもらっていたこむぎですが、病気が進めば思うように動くこともできなくなり、こむぎのお世話をしてくれているお義父さんやお義母さんにもご苦労をお掛けすると思いました。ふぉろんからも、自由に歩けるうちは自然が多い田舎暮らしはこむぎにとって幸せだと思うけど、自由に動けなりつつある今は、実家から事務所までの数百メートルを移動するのもキツそうだと聞き、最後は家でゆっくり看取らせてくださいとお願いしました。

こむぎ東京へ

2019年9月16日(岐阜⇒東京)

そして余命宣告されてから1週間後、岐阜までふぉろんが一人で迎えに行ってくれました。朝早く家を出て、東京の家まで帰ったのは夜遅い時間でした。こむぎを乗せた帰り道は混雑している区間は高速を使わず下道を走り、利尿剤を飲んでいるこむぎをちょこちょこ下ろしてはトイレと給水をさせたので、すごく時間がかかったそうです。おつかれさまでした。

2年ぶりの東京

京に着いたら、2年半ぶりなのでしばらくは慣れずに色んな音にビクビクしていました。
静かな田舎と違って道路沿いのマンションは車の音や色んな音がします。
犬にとっての2年半は人間にしてみれば、8〜10年になるでしょう。それは慣れないですよね💦
こちらに帰ってからは、大好きなふぉろんの跡を着いてまわっています。以前よりストーカーぷりが増しました😅
みかくまは会うのは1年ぶりで、その間にこむぎは体調も悪くなり高齢になり、それに伴い警戒心が強くなっているようで、機嫌の悪い時に触ろうとすると怖い顔をしてウーウー言ったりします😅
(ふぉろんだけには何をされても大丈夫みたいですが、先日夜中に寝ぼけてふぉろんに向かってウーウー言ってこっぴどく叱られてました😗)

東京に戻り、余命宣告された2か月は過ぎましたが、腹水が溜まりお腹はパンパンになりました。苦しいだろうと思います。夜はなかなか眠れない様子で、夜中に玄関で、何も言わず、ただ立っている姿を見ると涙が出ます😢
でも、いつものようにしっぽを上げて散歩に出かけようとするこむぎの姿を見ると、今こむぎと一緒に過ごせる事への感謝の気持ちで一杯になります。
もうこむぎには会えないかも・・・と思っていましたが、毎日散歩に行けて幸せです。

毎日癒しの時をありがとう。